この記事では「キングダム809話ネタバレ最新話の考察!南陽が新鄭攻略の鍵?」というテーマでお送りします。
この戦いは、単なる征服ではなく、次なる趙との戦いに備え韓を戦力として取り込むという目的があります。
騰軍・飛信隊連合軍はさっそく韓の要所である南陽城を見事に無血開城させるに至りました。
ここからどのようにして、韓の王都新鄭(しんてい)を攻めるのでしょうか。
魏や趙からの援軍を警戒しながら、スピード感を持って韓を落とさなければならないため、非常に難しい戦いとなるでしょう。
それでは、早速「キングダム809話ネタバレ最新話の考察!南陽が新鄭攻略の鍵?」見ていきましょう。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察!
今回のポイントは
南陽が新鄭攻略の鍵になるというのはどういう事か?
です。
そっそく考察していきましょう!
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|ここまでのあらすじ・趙攻略失敗の影響
まずは、前回までのあらすじをいくらか見ていきましょう。
数年に渡り、趙を攻め続け追い込んでいた秦国でしたが、2年続いた大戦で李牧に大敗を喫してしまいました。
しかも、6大将軍桓騎を失い、無敵を誇った王翦までもが完敗するという、最悪の形で。
これによって、戦国七雄の武力統一を目指していた秦国はその目標が限りなく実現から遠のいた現実に意気消沈するしかありませんでした。
しかし、ここで簡単に諦めないのが、秦王嬴政(えいせい)です。自分の代での中華統一を何が何でも成し遂げるとの決意は微塵も揺らがず、周囲が方針転換を考え始める中、ただ一人前を向いています。
嬴政は昌平君に中華統一へ向けた今後の方針の全てを託します。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|ここまでのあらすじ・昌平君の3本の柱
昌平君は趙攻めの失敗によって、一度失われた時間と兵力を巻き戻す為に3本の柱を打ち立てました。
一つ目は、「戸籍制度の整理」です。これにより秦全土から強制徴兵して兵力を補う。
二つ目は、「大将軍クラスの補充」です。信と王賁、蒙恬が大将軍クラスの軍勢を率いるようになりました。
三つ目は「この2つで出来た戦力で韓を滅ぼす」でした。趙攻めでは沢山の自国民の兵が亡くなりました。
それが失敗すると、自らの理想の実現の為にすぐに強制徴兵で補う。
これが出来てしまう嬴政は鬼神ならぬ鬼王といったところでしょうか。
とにもかくにも、秦は趙を最初に攻め滅ぼそうとしていましたが、先に韓を滅ぼし、戦力を合流させ趙に向かう路線変更を選択することになりました。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|ここまでのあらすじ・韓攻め開始
韓攻めでは、魏と趙の援軍が厄介になるのが常でした。
秦はこの援軍を阻止する為に、玉鳳隊と楽華隊を向かわせます。
そして、韓攻め本軍には騰軍と飛信隊の連合軍で挑む事になります。
昌平君からの指示は、自軍兵力はもちろんの事、韓軍も趙戦に向けて取り込む為に、なるべく減らさないようにするという難しい指令でした。
そして、具体的な戦略なども示されない中、将軍に昇格したばかりの羌瘣が案を出します。
この羌瘣の策については数話の間お預けになりましたが、大方の予想と近い結果だったのではないでしょうか。
但し、みんな王都新鄭をイメージしてたけどね。
結果は騰も賛同して羌瘣の策を採択。
見事戦わずして南陽城を落とす功績を上げました。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|前回のあらすじ・南陽城入城
ここからが前話のあらすじになります。
飛信隊と騰軍は合流後南陽城へ入城します。
そこで待っていたのは、名城主と謳われる南陽城主の龍安でした。
騰は龍安や南陽の民を丁重に扱います。
それは、侵略しているにも関わらず韓の旗を秦の旗とともに掲げるほどの気の使いぶりでした。
南陽に在留していた韓兵はみんな新鄭に向かったため、韓滅亡には事実上新鄭のみとなっていたので、すぐに新鄭へ向かうとみんな考えていましたが、騰の考えは異なりました。
しばらく南陽に留まる事にしたのです。
そして龍安との会話の中で「新鄭攻略の鍵はここ南陽にあると思う」と意味深な発言をします。
そんな中、南陽の長官として派遣されてきた剛京が到着しますが、これがまた…
以上が808話のあらすじとなりますが、これを基に809話のネタバレ予測行ってみましょう!
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|南陽が新鄭攻略の鍵?
前述の会話で騰は新鄭攻略には南陽が鍵となると考えています。
これがどういう事なのか考えてみましょう。
韓王都である新鄭には韓第一将の洛亜完将軍が率いる主力部隊と南陽から引き上げた軍勢も併せて、17万以上の規模の大軍が残っています。
対して、秦軍は韓にフェイクの10万の軍を見せる事で26万の軍勢だと誤解させる事に成功しましたが、本当のところは騰軍10万に飛信隊6万を併せて16万の軍勢です。
羌瘣のどや顔(笑)
しかも、騰軍は趙戦線にはいなかったので、どれくらい補充されたのかはわかりませんが、飛信隊に至っては、大半が戸籍制度からの強制徴兵で生まれた、戦未経験の素人集団です。
実際に、南陽までの行軍もかなり遅かった描写がされている事から、練兵もされていず、戦力としてはあまり計算が立たないはずです。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|現戦力は互角?
新鄭での戦い方を騰がどのように考えているかは、まだわかりませんが、808話では隆国が新鄭では圧倒的に勝たなければならない旨の発言がありました。
これは、圧勝する事で一早く降伏させ、お互いの戦力を削らないという当初の目的の為だと思われます。
ですが、前述の通り、素人集団の寄せ集め状態の大軍飛信隊は数だけの可能性があり、このまま新鄭に向かえば苦戦は必至でしょう。
そもそもが、数だけ見ても互角程度なので、勝てるという保証さえありません。
騰がその事を危惧して南陽にしばらく留まるとしたのかどうかはまだわかりませんが。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|信の師匠である王騎将軍側近達
急増部隊の飛信隊としてはここでしっかり実力をつける機会を持てたのは良かったのではないでしょうか。
しかも、昔から鍛えてもらった隆国など、騰軍は信からみたら師匠みたいなものですから。
王騎将軍には稽古をつけてもらう事は叶わなかった信ですが、王騎の側近達が信を鍛え上げたのは、昔からのファンにとっても、今回の実写映画「大将軍の帰還」を見た人達にとっても涙腺が熱くなるドラマですよね。
次回では、久しぶりに隆国や録嗚未(ろくおみ)達が王騎将軍時代から受け継ぐ厳しい練兵を見せてくれるかも知れません。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|新兵から新キャラは出てくる?
朱海平原の戦い辺りではストーリー展開のテンポが悪く、間延びした感がありましたが、ここ暫くはテンポよく進んでいた事に加え、戦シーンばかりが続いたので、練兵描写などでここらで箸休め的にスローダウンする可能性があるかも知れません。
キングダムは次から次へと新しいキャラクターが出て来ますが、亡くなっていくキャラもいます。
最近で言うと、ファンの心に残っているのは那貴ですね。
桓騎軍よりも飛信隊を選び移籍してきた那貴でしたが、最後は桓騎とともに死ぬ事を選びました。
那貴の死は辛かったな~。
今回の練兵ではまた新たにこの先活躍する新兵達が登場してくるのか期待しましょう。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|武力討伐は考えにくい
さて、ようやくここからが今回の本筋になります。
練兵は間違いなくなされるでしょうが、武力で新鄭を堕としにいくというのは色々な点から考えにくいです。
まず戦力が現状互角であるという事。
二つ目に、兵力を失いたくないという事を原則として、南陽城攻めに羌瘣の策を採択したのですが、そもそもが、羌瘣の策は南陽だけでの話ではなく、韓を攻め落とす事を前提に提案されているはずだという事。
3つ目は南陽城の仮の長官を務める形になった騰が南陽の民を必要以上に丁重に扱い、南陽が新鄭攻略の鍵だと言っている事。
この3要素は全てが、武力以外で韓を降伏させる事に繋がっているような気がします。
そんな中で、騰の戦略を全て台無しにしてしまうような新長官として剛京がやってきました。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|剛京は南陽統治の為のかませ犬か?
騰が南陽の民の心を掴む為に考えた秦の旗の隣に韓の旗を掲げるという案でしたが、剛京はさっそく降ろすように言い、騰が利用しようとしている龍安の首を即はねるように指示します。
騰の配慮により安堵していた南陽の民に不安の表情が浮かびます。
これまで政がずっと言ってきた、侵略後の民は秦の民になるので虐げないように注意しなければならないとの考えが、この剛京には全く浸透していないようです。
反感を買えば、統治は強制するしかなくなってしまいます。
桓騎の投降兵斬首や趙の生き埋め事件が最たる例でした。
なぜ、ここで剛京を派遣してきたのでしょうか。
もっと適任な人物はいたはずです。
騰がフェイクの10万の兵を昌平君に要求した時にでも、南陽統治の為のかませ犬を派遣するよう話していたのでしょうか?
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|騰は剛京をどう対処するか?
剛京の演説を目の当たりにした騰の表情はどのように考えられるでしょうか。
騰は非常に冷静な将軍で、ほぼ感情が表に出ないのですが、剛京の演説に対しては渋い表情をしています。
怒りを押し殺しているような印象です。
騰は剛京に対してどのように対処するでしょうか。
何パターンか想定されますが、もし剛京がかませ犬だとしたら、騰はこの場で剛京を恫喝して市民の信頼を強固にする事が考えられます。
しかし、武将としては、6大将軍の騰ですが、南陽城長官という立場の御役人とどちらが立場が上なのでしょうか。
咸陽からの直接の命令で来ている剛京にあまりやり過ぎは禁物のような気がします。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|羌瘣の策は継続中?
騰は南陽を利用して、一体どうやって新鄭を攻略しようと考えているのでしょうか。
羌瘣の策から考えていきましょう。
まずこの策が提示された場面を振り返ってみましょう。
この時は、騰軍幹部と飛信隊幹部による韓攻め前の最初の軍略会議でした。
もちろん、議題はどのようにして、戦力をお互い失わずに韓に勝つかです。
南陽城攻略の話ではなく、あくまで韓をどう攻め滅ぼすかについてです。
それに対して羌瘣の答えは、戦わずに勝つでした。
そして、南陽城は見事無血開城に至りましたが、まだ韓を攻め滅ぼしたわけではありません。
808話でも、問題が先送りされただけというセリフがあるように、羌瘣の策はまだ継続中であるはずです。
キングダム809話ネタバレ最新話の考察|南陽は調略の説得役か?
羌瘣の策がまだ継続中だと考えると、王都新鄭とも戦わずに勝つ事を目指すという事になります。
新鄭を明け渡すという事は、韓が秦に降伏し国が滅亡するという事を意味します。
そんな事がはたして本当に可能なのでしょうか。
17万対16万、軍勢はほぼ互角。
韓の洛亜完将軍も秦軍の10万がフェイクであった事に気付けば、十分勝てる見込みがあると思うでしょう。
以前、羌瘣の策は調略のようなものではないかと述べましたが、新鄭を利用するという事は、新鄭の民の信頼を勝ち取って韓の中心人物に説得でもさせるのかも知れません。
キングダム809話ネタバレ最新話確定速報!
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キングダム809話の内容は判明したら更新します。
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キングダム809話ネタバレ最新話の考察!南陽が新鄭攻略の鍵?まとめ
第809話の考察を通じて、なぜ南陽が新鄭攻略の鍵になるのか、武力討伐はあるのか、剛京の登場がどのような影響を与えるのかについて見てきました。
色々な点を考慮すると新鄭を武力のみで制圧するという事は考えにくいです。
第809話では、これらの要素がどのように描かれるのか、非常に楽しみです。
以上、キングダム809話ネタバレ最新話の考察!をお届けしました!皆さんの予想と比べていかがだったでしょうか。
以上「キングダム809話ネタバレ最新話の考察!南陽が新鄭攻略の鍵?」でした。
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