この記事では「公爵令嬢リディアの美しき決断ネタバレ原作小説の結末!なろうで読めるのかも紹介!」と題してお送りします。
主人公の侯爵令嬢リディアは幼馴染のロジェリオ伯爵と婚約して相思相愛だったにもかかわらず、侍女エイミーから横取りされます。
そのエイミーに仕返しをするというスカッと系の復讐ストーリー。
作画はきよせ先生が担当されていて大人気です。
この漫画には原作小説があります。
原作小説は「私の婚約者が出稼ぎ令嬢と恋仲らしいという噂を知った王太子が、なぜか私に急接近してきました!」とかなり長めな題名。
そこでこの記事では、原作小説で完結した内容をネタバレしていきます。
公爵令嬢リディアの美しき決断ネタバレ原作小説の結末!
ここからは、小説「私の婚約者が出稼ぎ令嬢と恋仲らしいという噂を知った王太子が、なぜか私に急接近してきました!」で判明した完結の内容をご紹介します。
なお、漫画で先が気になっている方はぜひ参考にしてください。
公爵令嬢リディアの美しき決断原作ネタバレ|登場人物
リディア・ベルレアン
侯爵家の娘であり、ロジェリオとは婚約中。アーネストとは幼馴染。慈善活動家。最近、ロジェリオが浮気をしているらしいという噂を聞く。
アーネスト・マクラレン
この国の王太子であり、現在は隣国に留学中。リディアとロジェリオとは幼馴染。5年ぶりに自国へと帰ってきた。
ロジェリオ・ライブリー
リディアの婚約者。アーネスト王太子とは幼馴染。騎士団所属、王女官副団長。最近、王宮侍女のエイミーとの噂が流れている
エイミー・コールデン
子爵家の娘であり、王宮に勤める侍女。最近はロジェリオとは仲が良い
パトリシア・マクラレン
アーネストの妹。王女。エイミーはパトリシアの侍女である
ポーラ
リディアの侍女。リディアのロジェリオに対する恋心を気づかせた
公爵令嬢リディアの美しき決断原作ネタバレ|三人の生い立ち
王太子アーネストと侯爵令息ロジェリオ、侯爵令嬢リディアの三人は幼馴染で実の兄弟のように仲良く暮らしていました。
ある日、アーネストは隣国の平和条約締結のために国際交流として交換留学することになったことを二人に告げます。
留学生とはいっても平和条約が破棄されれば、命が危ぶまれる任務。
条約が 締結されなければ、一生帰国できない任務です。
3日後に出発しなければならず、突然の別れに戸惑うロジェリオとリディアであったが「私が留守の間、この国を頼む」というアーネストの約束によって別れを受け入れ、国を守る決心を固めた。
ロジェリオは騎士として、リディアは救貧院や孤児院を支援する慈善活動家として、アーネストの約束を果たそうと毎日を過ごしていきます。
公爵令嬢リディアの美しき決断原作ネタバレ|リディアとロジェリオの婚約と良からぬ噂
5年後、リディアが19歳、ロジェリオが20歳のときに二人は婚約することになりました。
兄弟のような二人の関係が5年の間に恋愛関係に変わりました。侍女ポーラの助言からロジェリオへの愛が恋愛感情へと変わったのです。
念願の婚約から3ヶ月ほどたったある日、リディアはロジェリオがとある出稼ぎ令嬢エイミーと「恋仲」になっているという噂を聞きます。
最初は信じなかったリディアも、二人のやりとりを目の当たりにすることによって、噂が本当であるということに気づきます。
噂が本当であることに気付いたリディアは、留学しているアーネストに相談の手紙を送ります。
手紙を受け取った数日後にアーネストが留学を終え帰国することになり、リディアとロジェリオに5年ぶりの再会を果たします。
公爵令嬢リディアの美しき決断原作ネタバレ|アーネスト帰国、パーティー会場で
アーネストの帰国を祝って、パーティーが開かれることになり、そのパーティー会場でエイミーから嫌がらせを受けます。
嫌がらせを受けているにもかかわらず、婚約者としてリディアを守らないロジェリオにリディアは苦しみます。
そして、深く苦しんだリディアはバルコニーで泣き崩れます。
その姿を見たアーネストはエイミーの数々の悪い評判も聞いていたので二人を裁くことを決意します。
会場に戻った王太子は、ロジェリオとエイミーを前に呼びf出します。
そして、全員の前で弾劾を始めました。
ロジェリオは王女官副団長の解任、騎士団からの除名処分、エイミーは王女官の解雇および収監。
そしてリディアも婚約破棄を宣言します。
公爵令嬢リディアの美しき決断原作ネタバレ|アーネスト愛の告白、本当の愛へ
その後、最愛の人を失って、暗い気持ちで毎日を過ごすリディアのもとにアーネストは訪ねていきます。
ずっと慰めながら、ある日アーネストはリディアへの長年の告白をします。
アーネストは2人が婚約する前から、いや留学する前から、リディアのことを愛していました。
しかし、王太子として、王になるための勉学に励まなければならない立場だったこと、交換留学のため5年間自国にいなかったために、愛を告白できずにいました。
留学中に、アーネストは ロジェリオとリディアの婚約を聞きました。
リディアを奪われたことに深く悲しみますが、その相手がロジェリオだったので、リディアをあきらめていました。
しかし、今回のロジェリオとエイミーの浮気騒動で、ロジェリオがいなくなったことで、しがらみがなくなり告白となったのです。
告白されたリディアはその深い愛に感動して、アーネストを愛することになったのです。
公爵令嬢リディアの美しき決断原作ネタバレ|原作小説の最終回のネタバレ
エイミーは反省の色が全く見えなかったため、禁固20年が確定。
ロジェリオ家(ライブリー家)ではロジェリオが親子の縁を切られて家から追い出されることになりました。
これで弾劾は終了になります。
愛し合ってきたアーネストとリディアは婚約することになりました。
王太子妃の誕生です。
2人の結婚式はミゼアライル大聖堂で、各国の王族や貴族、教皇が参列して盛大に行われました。
最終回『あなたに出会えて』は結婚式が終わり、レセプションパーティーも終わり、晩餐会の場面から始まります。
最終回はすごくいい話なので、さっそく紹介していきます。
お色直しをすませたアーネストとリディア。
お互いの美しいスーツ姿やドレス姿に、惚れ惚れして愛が最高潮に達します。
各国の来賓と会話していき、最後にベル侯爵との会話をしたところで晩餐会は終わります。
新しい住まいで湯浴み(入浴)をすませた2人は、この日初めて二人きりになる。
お酒を飲みながら、リラックス状態になった2人は口づけをかわしながら、朝まで一緒にいることを誓い、初夜を迎えることに。
夜が明けて朝日を浴びながら、同じベッドでおはようの挨拶をして2人の新しい生活の第一歩が始まったところで、物語は終わります。
最終回『あなたに出会えて』は今までの婚約者を奪われた物々しい話の展開とは打って変わって、静かに始まり、静かに終わるという展開です。
苦労の末に、やっと本当の愛を見つけたアーネストとリディアに、神様が二人だけの世界を与えたような感じすら見受けられます。2人に幸あれといったところでしょうか。
公爵令嬢リディアの美しき決断小説はなろうで読める?
「侯爵令嬢リディアの美しさ決断」の原作小説は『小説家になろう』というサイトに2021年3月22日に第1話が掲載されました。
タイトルは「私の婚約者が出稼ぎ令嬢と恋仲らしいという噂を知った王太子が、なぜか私に急接近してきました!」
130話完結で原作者は綺咲 潔先生です。
現在もそのサイトで読めます。
公爵令嬢リディアの美しき決断ネタバレ原作小説の結末!なろうで読めるのかも紹介!まとめ
この記事では「公爵令嬢リディアの美しき決断ネタバレ原作小説の結末!なろうで読めるのかも紹介!」と題してお送りしました。
エイミーはどうしようもない悪女で救いようがないです。
しかしエイミーにも言い分があります。
彼女の家の子爵家が落ちぶれて貧乏になったために、ロジェリオに好かれようとして、玉の輿を狙ったようです。
ロジェリオに関しては若気のいたりで浮気を疑われるような行動をしてきましたが、根はいい人。
家を追い出され、侯爵も剥奪されて罰を受けたことにより本人も反省しています。
二人にはそれぞれ言い分があります。
小説版130話で終了ですが、それとは別に番外編があります。
番外編で二人の言い分が明かされます。
番外編ではエイミーの過去のお話やロジェリオの本心が明かされるなど登場人物の深堀りを楽しめることができます。
25話あって、より深く「侯爵令嬢リディアの美しさ決断」を楽しめることができるでしょう。
最後に、原作小説は略奪愛からの仕返しをするというスカッと系の復讐ストーリーなのですが、それぞれの登場人物の心理描写が事細かに描かれたドタバタ劇でもあります。
特に心理描写が素晴らしく、それゆえに、それぞれの登場人物に感情移入できてしまうのが、この小説の魅力でもあります。
ドタバタ劇から解放されて、静かに終わる最終回は読者に安らぎを与えてくれるはずです。
以上「公爵令嬢リディアの美しき決断ネタバレ原作小説の結末!なろうで読めるのかも紹介!」でした。
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